2026年5月27日
沖電企業株式会社/KTX株式会社/株式会社パークホームズオキナワ
沖電企業株式会社(以下、沖電企業という。本社:沖縄県浦添市)、
KTX株式会社(以下、KTXという。本社:愛知県江南市)、
および株式会社パークホームズオキナワ(以下、パークホームズオキナワという。本社:沖縄県豊見城市)の3社は、
このたび、離島地域における深刻な住宅不足の解消課題および災害対応の高度化(防災力強化)を目的として、
居住用トレーラーハウスを共同開発いたしました。
■ 開発の背景:離島が抱える「住まい」の構造的課題
沖縄県内の離島地域では、以下のような構造的課題が顕在化しています。
- すぐに入居可能な住宅の不足
- 移住・定住促進に必要な住環境の整備
- 建築資材・人件費の高騰と工期の長期化
- 災害時の応急仮設住宅確保における時間・コストの課題
■ 本取り組みの概要
本取り組みでは、「住宅」を単なる建築物ではなく、平時・災害時を通じて活用可能な
"可変型インフラ"とした居住用トレーラーハウスを開発しました。
主な特長
- 短納期(最短約3か月)での導入が可能
- 移動・再配置が可能なモビリティ性能
- 多用途対応(住宅・観光・災害拠点など)
- 本島製作によるコスト最適化
■ 各社の役割
本プロジェクトは、各社の専門性を活かした協働体制により推進しています。
沖電企業株式会社
沖縄県内の各離島に事業基盤と人員を有する「地域密着インフラ企業」として、現場理解に基づく事業推進および自治体連携を担う
KTX株式会社
金型製造で培った高精度なものづくり技術を有する企業として、トレーラーハウスの構造設計・製造基盤を支える
株式会社パークホームズオキナワ
沖縄県内で唯一トレーラーハウス製造を手掛け、地域の気候・生活様式を熟知した企業として、住環境に最適化した設計・製造技術を提供
■ 活用イメージ
本トレーラーハウスは、単一用途ではなく、平時と災害時など施策横断で活用できる
稼働型インフラとしています。
🏠 平時利用
- 移住・定住促進住宅
- 職員宿舎
- ワーケーション・研修施設
- 観光・滞在型拠点
🚨 災害時利用
- 応急仮設住宅
- 災害対策拠点
- 医療・救護拠点
- 被災者支援施設
これにより、「使われない公共資産」を生まない持続可能な投資モデルを実現します。
■ 沖縄の過酷な自然環境に耐える「3つの技術的特徴」
本トレーラーハウスは、沖縄特有の気候・環境条件を踏まえて設計されています。
- 一般的なトレーラーハウスでは実施されない構造解析・耐風設計による高い安全性(台風対策)
- 塩害環境に対応した防錆・防食設計
- 計画的メンテナンスによる長期使用
■ 今後の展開
3社は今後、以下の取り組みを進め、沖縄の持続可能な地域づくりに貢献してまいります。
- 沖縄県内離島自治体への導入提案および実証事業の推進
- 地元企業と連携した維持管理体制の構築
- 災害対応インフラとしての普及展開
- 観光・地域振興分野への応用拡大